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YUKI ユンナ 映画『タッチ』作品情報 タッチ
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■ YUKI「歓びの種」

「信じ続ける力」を最大限に表現した、物語の素敵なスパイスとなる名曲が完成!

YUKI  「タッチ」が実写で映画化される事が発表されたのは今年の春。双子の兄弟、達也と和也、そして物語のヒロイン、南の三人が織り成す甘酸っぱい恋模様を繊細に描き、社会現象まで起こしたあだち充原作の青春ラブストーリー…。そこには世代を超えて誰もが愛し、憧れた青春像があった。いつまでも瑞々しく、輝き続けるこの物語の主題歌が、YUKIによって書き下ろされた。

 優等生で、南とお似合いのカップルだった和也が交通事故で不慮の死を遂げ、彼が目指していた甲子園を落ちこぼれの兄、達也が目指す。そんな二人と、彼らの間で揺れる南との恋物語。あまりにも有名なストーリーをなぞるかのような繊細な歌詞は、優しく、そしてとてつもなく、強い。
 出会いがあれば、別れは必ず訪れる。誰もが頭では理解していながらも、そこからすぐに立ち直れるほどタフな人はなかなかいない。でも、すぐ傍にある、本当に小さな幸せに気づくことができれば、世界は変わるのだ。信じた夢をあきらめることなくずっと暖めていれば、必ず種から芽は顔を出し、明日は変わってくる。
 もし、あなたがいつか真剣に願っていた夢を持っていたならわかるだろう。それを恥ずかしがらずにいえる強さと、それを信じてくれる友達や恋人の大きさに。和也の代わりは不可能だと誰もが思っていた達也がぐんぐんと力を付け、夢を果たし、傍にいる南の大切さに気づく。そして南は成長した達也に惹かれていく。
 「心の底から 信じてみよう 少し照れて 笑う君が 見えるよ」
 そんな一言ひとことを大切に、刻むかのように歌うYUKIの声から、笑顔を感じることができる。しかし先にあるのが素敵なことだけではないことも、彼女は知っている。どこか一歩、足を踏み外せば、もう二度と元には戻れない、そんな危うささえも、この少ない言葉の中に含み隠されているのだ。でも、だからこそ、先にある光が眩しく見えて仕方がないのだろう。そんな物語の軸となっている部分さえ、こんなにも上手く表現している彼女の手腕に脱帽する。

タッチ  成長していく彼らが、真っ直ぐに現実を受け止め、前に進む決心をするまで心境を描いた歌詞を彩るのは、キラキラしたミディアムバラードだ。美しいピアノと、壮大なストリングスが効果的に使われ、徐々に広がり、身体中に浸透していくメロディーに、ぐいぐいと心を持っていかれるのだ。まるで両手を広げながら幸せのカケラを浴びるような微笑ましい光景が目に浮かぶ、可愛らしい一曲に仕上がっている。YUKIの声も、穏やかに見守るように響き、すんなりと言葉は聴き手の心に刻まれ、柔らかい気持ちにさせてくれる。
 作曲を担当しているのは、彼女の曲では「ハローグッバイ」「長い夢」「ドラマチック」も作曲している蔦谷好位置。彼との相性は抜群のようだ。どこかに不安を抱え続けながらも、屈することなく強く進み続ける力を歌っている今回の曲のように、可愛いだけでない彼女の魅力を引き出すことに成功している。そしてaikoなどを手掛ける名アレンジャー島田昌典によってさらに色をつけられ、壮大かつメッセージ性の強い、素敵な曲が完成した。

 まだ映画を観ていない筆者だが、おそらく劇場でこの曲が流れる頃には胸が一杯になっているだろう。だって主題歌を聴いただけで、大きな感動に包まれているのだから。

文/吉田 可奈
YUKI 最新リリース情報
歓びの種

ニューシングル
歓びの種
2005年9月7日発売/ESCL-2706/\1,223(Tax in)

1 歓びの種
2 My Medicine
3 首輪
4 AIR WAVE(Live)
5 歓びの種(Instrumental)
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