椎名林檎「平成風俗」特集
椎名林檎個人名義のアルバムとしては「加爾基 精液 栗ノ花」以来、約4年ぶりとなるアルバム「平成風俗」。映画「さくらん」のサウンドトラックの発展形として位置づけられる本作。今回は全篇にわたりアレンジ&指揮の斎藤ネコ氏とのコラボレーションを実現した。椎名林檎ソロ既発曲8曲と新作5曲の全13曲を、斎藤ネコ氏と1曲1曲細部に渡り解体し、オーケストラ・アレンジにしたスケール感あふれる仕上がりとなっている。
椎名林檎 スペシャルコメント
■アルバム「平成風俗」を作るにあたって
椎名林檎:今回のアルバムでは邦楽を作りたかったっていうことがあって。日頃、私はJ-POPを作っているんですけど、今、音楽があまりにも安上がりになっちゃったぶん、安上がりにやってきたことが裏目に出ているような気がするんです。それは自分の作品にしてもそうだし、おこがましくも、J-POP界全体に申し上げられることなんじゃないかと。気軽にお使いいただけるし、使い捨てられるからっていうことで、質を下げすぎたんじゃないかと省みて、今回のアルバムに臨みました。
■アルバム「平成風俗」について
椎名林檎:例えば、サンバだ、ジャズだ、タンゴだといっても、平成世代の私たちがそれをやるにあたって、どこを大事にしながらやればいいのか、どこまでやったら下品になるのか。そういうマナーですよね。それを音楽以外にも当てはめるなら、生きるうえで、自分なりの規範やプライドを持つべきだということに尽きます。私は他の国で生まれたわけじゃないから、他の国のことは分からないけど、日本人はプライドや規範を重んじて生きてきた民族だと思うので、今一度、その範囲で表現しようと心掛けましたし、アルバム・タイトルへ、密かにその思いを込めました。
■斎藤ネコ氏について
椎名林檎:斎藤ネコさんは素晴らしい鍵盤をプレイするピアニストでありながら、いつもお世話になっていたようにヴァイオリニストとしても素晴らしいんです。それはどうしてなのかと突き詰めていくと、作家としても、音について知り尽くしている曲をお書きになるので、何をお願いするにも何の心配もないという。彼とのアレンジのやり取りで、何が素晴らしいって、“誰みたいにしたいの?”っていうことを一切おっしゃらないし、その旋律が持っている性質を瞬時に理解してくださるし、どんな引っかけ問題にも応じて下さるんです。ネコさんはアルバム全曲を、しかも、編成も贅沢言わせて頂けて、良い演奏家の皆さんの日程調整まで根気よくお付合い頂けて、お仕事出来る事自体が光栄だと思わせてくださる方です。
■映画「さくらん」からも影響を受けた“女性の生き方”について
椎名林檎:女性はみんな知ってることだと思うんですけど、女性というのは働いていても、男性が世の中を作っている感は否めないんですよね。いくら、私みたいな自由な仕事をしていても、男性が事を運んでくださっている部分は多々あって、ネコさんとか雨迩さんとか、男性的な考え方をする音楽家がいるっていう前提のもとに作品の材料を持っていったり、逆に彼らから出来上がったものを受け取って私が歌ったりしているわけで、そういう男女の領域を汚さないことが上手く行く秘訣とも思うんです。あと、女の子同士で飲んだりすると、男性ありきの社会で共存することを身につけることが、何よりも大事なことだと思ったりするんですけど、私が映画から受け取ったもの、歌に込めたものは、つまり、そういうことです。
椎名林檎 スペシャルメッセージ

「平成風俗」を2月21日にリリースした椎名林檎より、gooをご覧の皆様にスペシャルメッセージが届きました!
#「平成風俗」について
| Windows Media Player |
|---|
#「この世の限り」について
| Windows Media Player |
|---|
椎名林檎 作品情報

「平成風俗」
2007年2月21日発売
・ 初回限定盤 TOCT-26211/ \3,360(tax in)
初回限定仕様 : 十字開き特殊パッケージ
平成風俗ステッカー×3点封入
平成風俗コースター封入
・ 通常盤 TOCT-26210/ \3,059(tax in)
「平成風俗」収録曲
-
- 1.ギャンブル
- 2.茎
- 3.錯乱(TERRA ver.)
- 4.ハツコイ娼女
- 5.パパイヤマンゴー
- 6.意識
- 7.浴室
- 8.迷彩
- 9.ポルターガイスト
- 10.カリソメ乙女(TAMEIKESANNOH ver.)
- 11.花魁
- 12.夢のあと
- 13.この世の限り
椎名林檎 プレゼント

椎名林檎×斎藤ネコ オリジナルクリアファイル を抽選で3名様にプレゼント!!
プレゼントは終了しました。たくさんのご応募ありがとうございました。





