柴咲コウ「嬉々」特集
映画、ドラマなどに数多く出演、その演技で高い評価を得ている女優・柴咲コウ。シンガー / 作詞家としても高い評価を受ける彼女が早くも3枚目のアルバム「嬉々
」をリリースした。さらに今回、柴咲コウ音楽活動5周年を記念して、初のライブを行うことが決定。選曲、演出、衣装も柴咲自身のプランニングにて行われるという正真正銘のプレミアライブも、注目を集めることは間違いなさそうだ。
女優としての瑞々しい感性によって紡がれた詞にも注目の、春らしさにあふれたアルバムに仕上がった「嬉々
」。アーティストとしての顔〜プライベートまで…、柴咲コウgoo単独インタビューをお届けします。
柴咲コウ スペシャルインタビュー
【実は演技している時は受け身の気分】

goo:このアルバムをどんなシチュエーションで聴いて欲しいですか?
柴咲コウ:自分の好みで言えば、曲に対してのイメージとか詞を書いている時に想っていたイメージを大切にしたいですね。例えばアルバムタイトルにもなっている1曲目の「嬉々」だったら朝とか昼に聴いて欲しいなぁ〜とか、季節だったら春とか暖かい時期に聴いて欲しいなぁっていうのはあります。でもリスナーの皆さんにはいつ聴いてもらってもいいです。
goo:今回は“春”というのがあったんですか?
柴咲コウ:ありました。昨年の秋、冬ぐらいからリリースは“春頃だな”って。その時点で足りない何曲かを、テンポ感の良いものとか、明るめにしようとかバランスを考えて作りました。1曲1曲は、季節感とか聴いて欲しい時間帯とか設定はバラバラでも、全体を通したらリリースする季節を意識して曲を集めたり詞を書いたりしていたので。
goo:アルバムの全体的なプロデュースにも自分の意思を?
柴咲コウ:はい、そこは首を突っ込まないと気が済まないんです。シングル曲が風化してしまうのは寂しいので「影」以降のシングルもきちんとアルバムに入れよう、とか。バランスですね。シングルばっかりでベストみたいになっても全然おもしろくないとか…そういうのは意識して。
goo:音楽を作る部分―詞を書いたり曲を作ったりっていうのは、女優として演じる部分と違いますか?
柴咲コウ:受動的ではいれないな、って感じがあって。実は演技している時は受け身の気分なんですよね。演じてる時はあまり自分というものを意識しないでいい。役というフィルタというか、物、人っていうのが存在している感覚でいるから。でも音楽だと歌ってたり詞を書いていたり、自分と向き合いながら、感じながら作っていくので素の自分とは切り離せないなって。
goo:曲を作っている時の方が素の自分が出やすい?
柴咲コウ:う〜ん、知らずにはいられないかな。
goo:歌詞も“産みの苦しみ”的な部分があったりするんですか?
柴咲コウ:それはないですね。慣れもありますけど、1、2枚目のアルバムよりも書くペースがすごく早かったし、イメージし易かったです。
goo:音楽作りのモチベーションの源は?
柴咲コウ:色んなところから受ける刺激が大きいですね。あとは自分と対話している時の気持ちが積み重なっていると思います。
goo:刺激っていうと?
柴咲コウ:単純に人との出会いだったり、“この人こういう風に思ってたんだ、知らなかった”とか、“この人ってこんなにひどい人だったんだ”とか、そういう意外性をひとりの人から見つけた時とか。日々の日常的な事ですね。人間関係だったり環境だったり、温度、湿度も関係するし…、たいした事ではないですけど。
goo:日常の中で詞にしてみたい事ってありますか?
柴咲コウ:一瞬閃く時は自然が多いですね。例えばフロントガラスに雨粒がポツリとなった瞬間、すごい素敵だったとか。
【まさかグループ魂と一緒に演れるなんて…】
goo:さらに今後も、グループ魂とのコラボ作「お・ま・えローテンションガール」や、映画『そのときは彼によろしく』の主題歌「プリズム」をリリースするという事で音楽的な活動が続いていきますね。
柴咲コウ:運がいいんです。グループ魂さん好きでしたし、まさか一緒にできるなんて思ってなくて、周りがお願いしてくれたのかなって(笑)。クドカンが脚本で、阿部(サダヲ)さんと一緒に出た映画「舞妓Haaaan!!!」で、エンディングで流してもらうっていう。
goo:すごいですよね、グループ魂と一緒に演る!
柴咲コウ:ねぇ〜。彼らの音楽を聴いていたので単純にうれしかったです。
goo:アルバムとか聴いていてもコントっぽいところがあるじゃないですか? 作り込まれているというか。そこに柴咲さんが入るっていうのがおもしろいです。
柴咲コウ:作り方とか作業の工程では違和感があったんですけど、歌ってる時は感じなかったですね。
goo:なるほど。ところでプライベートな質問になりますが、お酒好きの柴咲さんの、おすすめの飲み方とかありますか?
柴咲コウ:あ〜、最近は健康の事を考えてあまり飲んでないんです!

goo&柴咲コウ:笑。
goo:お酒の話でものすごく盛り上がりたいなって思ってたのに…じゃあ、もう聞く事なくなっちゃったかな〜。
柴咲コウ:あぁ〜ちょっとね〜。25歳になって体質が変わってきちゃって(笑)。
goo:焼酎を家で作ったりしません?
柴咲コウ:家で作る!?
goo:果物を漬けたりして…。すごくおいしいですよ!
柴咲コウ:そうなんだ! 自家製には興味があるのでいいかも。食前酒で梅酒はいいなって思っていたので。
goo:カリンとか漬けたり。
柴咲コウ:あ〜それいいかも。あと梅酒はやりたいですね。
goo:自家製で健康的に…いいですね!(笑)
柴咲コウ:ねぇ〜(笑)。
<インタビュー / 文:ヤマ・ヘンドリクス>





