コブクロ「蕾」特集
小渕健太郎と黒田俊介によるヴォーカル・ユニット、コブクロ。2001年「YELL〜エール〜/Bell」でメジャーデビューした彼らは、その後も「風」「ここにしか咲かない花」「桜」など次々とヒットを飛ばし、2005〜2006年には2年連続で大晦日の紅白に出場、その人気を不動のものにした。さらに、2006年秋にリリースされたシングルコレクション「ALL SINGLES BEST」は200万枚以上を売り上げ、その勢いはとどまるところを知らない。そんなコブクロの最新シングルは、リリー・フランキー原作のフジテレビ系月9ドラマ「東京タワー〜オカンとボクと、時々、オトン〜」の主題歌「蕾(つぼみ)」。暖冬の影響か、街のあちこちで例年よりちょっと多い蕾を眺めることができた3月初旬、彼らをキャッチした。
コブクロ スペシャルインタビュー
【サラリーマン時代に身につけた事が音楽に対する原動力に】
goo:お二人は今年30歳なんですよね。10年ぐらい前の話でも結構リアルに憶えている?
小渕:めちゃめちゃリアルですね。社会に出てからは、自分がどんな奴なのかがよく分かりました。出来ない事も、得意な事も、仕事とか抜きにして自分の根性とかもよく分かるし…それが社会なのかなって思いましたね。まぁ4年ぐらいしかサラリーマンとして働いてませんけど、そこで習った事、身につけた事が音楽に対する原動力になりましたね。
goo:10年経ってみてどうですか?
小渕:良い意味で偏り始めてます。当時好きだった事はその時より好きだし、当時嫌いだった事はもっと嫌いになってます。それは自分の中に根付いている血というか…、親から譲ってもらったものならば、うちの家系はみんなこうだったんだろうなっていうぐらい。
goo:例えば?
小渕:細かい話ですけど、当時からよく物を無くしてたりとか、忘れ物がひどかったんですけど、今はもっとひどいし。
goo&コブクロ:笑。
黒田:本当にひどい!
goo&コブクロ:笑。
小渕:なおるのかなって思ってたんですけどなおらない。あと、高校時代から野球とかサッカーとかよくわからなくて…大人になってもっとわからない。
goo&コブクロ:笑。

黒田:王貞治さんのフォームを右でやりましたからね。
goo:笑。
黒田:王さん左やし。
goo&コブクロ:笑。
小渕:僕にとってはどっち構えでも重要ではない。
goo&コブクロ:笑。
小渕:だから大人っていうものに対しておぼろげに抱いていたイメージは、どんどん当てはまらなくなってきて。
goo:自分が大人になってみて。
小渕:大人っていうカテゴリって“こうだ”って思っていたものは、ほとんど当てはまらないですね。
goo:黒田さんはどうですか?
黒田:そうですね。30歳って、もっとみんなオッサンなんかなって10代の時思いませんでした?
goo:思いましたね。
黒田:もっとみんな真面目に会社に行って帰ってきて。あんまり怒ったり、笑ったりせんと常にフラットな感じなのかなって思ってましたけど、全然そんな事なくて。17歳ぐらいの気持ちなんですよ、まだ精神的に。あの時思ってたのは、モードが“ガチャン”て変わってそういう風になるんだろうなって思ってたんですけど、まるでなってない。なんか思っていたより大人って楽しいなって感じですね。





