ショーン・ポール
73年、ポルトガル系ジャマイカ人の父親と中国系ジャマイカ人の母親のもと、キングストンで生を受けたショーン・ポール。ゲットー出身のアーティストが多いジャマイカの音楽シーンにおいて、アップタウン出身の大卒という上流階級出身、さらに水球のジャマイカ代表チームでプレイしていたという経歴は異彩を放っている。96年からダンスホール・ディージェイとして活動をスタートさせた彼は、レゲエからの影響のみならず、ヒップホップ的なスタンスを感じさせる楽曲を生み出し、00年リリースのデビュー・アルバム『Stage One』が全米レゲエ・アルバム・チャートで1位となるなど、着々とその名を広めていいった。そうしてレゲエ界においてはすでに人気を確立していた彼が、本格的ブレイクを迎えたのは2ndアルバム『ダッティ・ロック』(02年)からである。01年にリリースされたシングル「ギミー・ザ・ライト」が全米シングル・チャートで最高7位を記録、2ndシングル「ゲット・ビジー」は03年5月に全米シングル・チャートで3週連続1位を記録、それらを収録した『ダッティ・ロック』は全米でダブル・プラチナ・セールスを越え、ここ日本においても40万枚という問答無用の大ヒット。さらに、ビヨンセとの共演ナンバー「ベイビー・ボーイ」はヒップホップ/R&Bマーケットを巻き込んでのクロスオーヴァー・ヒットとなり、全米シングル・チャート9週連続1位という驚異の記録を打ち立てた。そのオリエンタルで端正な顔立ちも手伝い、こうしてショーン・ポールは“ダンスホール・レゲエ界の貴公子"としての地位を確立したのである。05年には3rdアルバム『ザ・トリニティ』をリリース。「ウィー・ビー・バーニン」「テンプラチャー」といったシングルをポップ・チャートに送り込み、いずれも見事全米1位を獲得した。そして09年8月、ダンスホール・レゲエ界屈指のトラック・メイカーとして活躍中のスティーブン・マクレガーがプロデュースを手掛けた4thアルバム『インペリアル・ブレイズ〜帝王激炎〜』を発表。今や世界有数のビッグ・アーティストとなったショーン・ポールの快進撃はまだまだ続く--。
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- インペリアル・ブレイズ〜帝王激炎〜 ウィークリー・洋楽チャート 9位
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