B.T.エクスプレス
人種の坩堝ニューヨーク、ブルックリン--R&B/レゲエ/ラテンといった多種多様な音楽が混ざり合い、人々の生活に密着している街……。そんな都市の喧騒を直送したのが"ブルックリン・ビート"であり、それを体現するファンク・バンドがB.T.エクスプレスだ。ブラス・コンストラクションを世に送り出した敏腕プロデューサー、ジェフ・レインによって見出された彼らは、デビュー・アルバム『ドゥ・イット』(74年)に収録された「ドゥ・イット」「エクスプレス」の大ヒットにより、一躍メインストリームに浮上する。ストリートの発するエネルギーや匂いをそのまま真空パックしたような骨太ファンク・サウンドは、弱肉強食の街・ブルックリンをサヴァイヴァルする厳しさを感じさせ、一瞬の予断も許さぬような緊張感を漲らせていた。そして80年代に入ると、時代のトレンドを大胆に取り入れたブラック・コンテンポラリー系のサウンドに接近。スウェイ・ビートを用いた「ハブ・サム・ファン」(80年)は、クラブ・クラシックの大名曲となった。常にストリート感覚を反映させた音作りが、曲の鮮度を保つ秘訣なのだろう。
作品情報(CD) - B.T.エクスプレス

1980
(アルバム)
ジャンル - B.T.エクスプレス
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