ハノイ・ロックス
このバンドを語る時"伝説の"という形容詞がつくのは、彼らがメジャー・デビューからわずか3年あまりで、その成功を謳歌する間もなく突然の悲劇的な事件を機に解散してしまったことも大いに関係している。81年にアルバム『Bangkok Shocks Saigon Shakes』(日本では『白夜のバイオレンス』という邦題で82年にリリース)でデビュー。奇抜でグラマラスなルックスに派手な衣装。"だって、たかがR&Rじゃん!"と言わんばかりの、真面目にその粗さを指摘するのがバカバカしくなるようなエネルギーを擁したスリリングな演奏。特にバラードでその本領を発揮したキャッチーで美しいメロディ・ラインを武器に注目を集めていく。が、84年、モトリー・クルーのヴォーカリスト、ヴィンズ・ニールの車に同乗していたドラマーのラズルが交通事故により死亡。アメリカでのデビュー盤となるアルバム『Two Steps from the Move』を携えての全米ツアー中の出来事だった。バンドはその後のツアーをすべてキャンセルし、メンバー間のゴタゴタもあって、結局このアルバムを最後に解散してしまう。しかし短命ではあったが、際めて強いインパクトと共に数々の名曲を残した彼らは後のL.A.メタルや、ガンズ・アンド・ローゼズに代表されるいわゆるバッド・ボーイズ系のミュージシャンたちに多大な影響を与えた。--時は過ぎて2002年。中心メンバーであったマイケル・モンロー(vo)とアンディ・マッコイ(g)により、ハノイ・ロックスは待望の復活を果たす!8月には来日し<SUMMER SONIC>へ出演、入場規制がかかるほどの盛り上がりを見せる。そして12月に、18年ぶりのオリジナル・アルバム『トゥエルヴ・ショッツ・オン・ザ・ロックス』をリリース。リアルタイムなバンドとして、その唯一無比なロックンロールを高らかに鳴り響かせた。
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リップド・オフ-レア・トラックス&デモ
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