JB’S
ジェイムズ・ブラウンの「コールド・スウェット」「セックス・マシーン」「スーパー・バッド」といえば、ソウル……いや、ポップ・ミュージックの概念を根底から覆して見せたファンク・チューンであるが、これらのナンバーで強力無比なグルーヴを生み出していたのが、精鋭ミュージシャン集団、ザ・JBズである。本業は御大JBのバック・バンドを務めることだが、70年代に入ると機会を見て自分たちの作品の録音も行い始めた。もともとメンバーが流動的なので、曲によって参加するメンツはバラバラだが、基本的にリーダーはトロンボーン奏者のフレッド・ウェズリーが任されている。他にもメイシオ・パーカー(sax)、ジミー・ノーラン(g)、ブーツィー・コリンズ(b)といった強者が揃い、そして御大JBもかけ声やオルガンなどで参加、ドス黒い饗宴を繰り広げた。本家の作品にあるような緊張感は望むべくもないが、アフター・アワーズ的ファンク・セッションは、現代のジャム・ロックに通じる魅力を湛えている。また、彼らの音源はサンプリング・ネタの宝庫としても有名。その埃っぽいブレイクビーツは、今もさまざまなヒップホップ・ミュージックのなかで聴くことができる。
作品情報(CD) - JB’S
ジャンル - JB’S
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